米粉のパン屋さん

2023年6月11日etc-.

🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。



数年前まで「パン」と言えば 小麦粉で作るもの。の印象がありましたが、米粉パンが浸透しはじめて、食べたくても食べられない人にとって救世主とも言える環境になりましたね。
ただ、売られている「米粉パン」は、少量の小麦粉や High fodmap食材が含まれていたりで、結局は自分で作るしかないのが現状。取り寄せるには送料もかかります。

近所にFODMAP対応パン屋さんがあれば、お昼の支度くらいしないで済むのになぁ・・・ 
と思っていたら、フォロアーさんの投稿で、小麦粉を一切使用していないパン屋さんを発見。
FODMAP対応という訳ではなく グルテンフリーを意識したと思われるパン屋さんでしたが、試しに行ってみました。

FODMAPを謳っているわけではないので、あまり期待はしていなかったんですが、案の定、原材料表記が無くIBSが安心して買えるものは少なかったです。
2個ほど原材料を聞いてみましたが、あれもこれもと確認するのはご迷惑だと思い、大丈夫そうなのを想像で買う感じ。 
「これなら大丈夫だろう!」と思ったフランスパンも、切ってみたら中身が仄かにピンク色(笑)。

写真だと分かりづらいですが、生地がピンク色。


なぜ⁈
なぜ生地がピンクになるの?
想像がつきません。

が、食べてもお腹に問題はおきませんでした (Low fodmapかは不明です)。
同行してくれた友人のお子さんはアレルギーや過敏性腸症候群ではないので「美味しい美味しい!」と、20cmほどもあるそのフランスパンを一度で完食したそうです。
米粉の香りがして とても美味しかったです。 
 
ただどのパンも、かじった時の じゅわっとする油脂感は少し感じました。
時間経っても美味しさを保つには、油が必要なのかな?って気がします。

ローストビーフやキャロットラペに含まれる High fodmap、少量なら大丈夫かも。と買ってみましたが、うっかりパン切り込み部分に塗られているクリームに気づかず、見えない部分を意識していませんでした。
なので、IBSではない私が美味しく戴きました。


そのお店はケーキも米粉で作られていて、ここまでのお菓子が作れるのかと技術の高さを感じました。小麦アレルギーの方にとっては、嬉しいお店だと思います。

せめて原材料表記だけでもしてくれたら…
数ある商品の中で、一つでも安心できる食べ物があったら…
近所にそんなパン屋さんがあれば、それだけでも足を運びたいと思えますよね。



過敏性腸症候群の発症者は年々増えているそうです。
病気を寛解させることが最優先なので、FODMAPを意識した自炊が肝心にはなりますが、発症率が上がれば需要も増えるので、対応できる商品やお店が今後増えるのではと想像しています。少しでも早く、そんな時代になってほしいですね。

ですが 受け身の私達も待っているだけではなく、アクションを起こすことが大事だと私は考えます。
例えばこういったパン屋さんでは「(言えそうな雰囲気だったら) 原材料 分かりますか?」の一言でいいので聞いてみるのも一つの手だと思っています。駄目もとで私はしょっちゅう聞いてます(笑)。生産者側からすると、お客様の声が元になり形になっていくものです。塵も積もれば山となりますしね。
現に米粉パン専門店が生まれた理由に、小麦アレルギーが関係しているお店もあるようですよ♪
 
 

etc-.

Posted by Riku.