虎に翼と優三さん
NHK 朝ドラ「虎に翼」にハマってます(笑)。
男尊女卑のあった時代に差別を乗り越え、日本初の女性弁護士になった三淵嘉子さんを素にしたストーリーですが、
その主人公のご主人である優三さんは、試験やプロポーズなど緊張する場になるとお腹の調子が悪くなる過敏性腸症候群のような症状があり、辛い状況でも頑張る姿に つい応援したくなります。
優三さんのモデルとなったのは、和田芳夫さんと言われています。
どうやら違う病気を患っていたようで過敏性腸症候群だったかは不明ですが、実在したこの和田さんの性格は、芯がありつつも優しい性格で、気弱なタイプにも見えたようです。
ドラマでは、若くして両親を亡くし司法試験に何度も落ちていることから、想像するところ、長い間ストレスを抱え、発症したようにも思えてしまいます。
過敏性腸症候群は近年 急激に発症者が増え、乱れた食生活や添加物、ストレス社会が原因の現代病かと思っていましたが、ドラマにも見られるように、どうやら昔から存在していたようですね。
驚くような歴史上人物も患っていたと聞きます。
徳川家康 石田三成 西郷隆盛
歴史を築いてきた偉人達も腸疾患があったそうですが、過敏性腸症候群だった可能性が高いと言われており、生死の狭間で生きていたら、どんな強靭な人間でも症状が出てしまうのは分かりますね。
最近では、お笑い芸人が自虐ネタで公表したり、アイドル歌手がステージに立てず引退したりとメディアにもこの病名が上がるようになりました。
アナウンサーの安住紳一郎さんも公にしています。
TVで見ない日はないくらい引っ張りだこの方ですし、TBSを代表するとも言われる安住さんが患っているのにはびっくりでした。
症状の度合いによりますが、生放送を何本もこなせているのが不思議で想像がつかず、
ラジオなどで経験談を話されているので検索すれば出てきそうですが、対処法などあったら教えてほしいです。
私がこのブログを始めた頃、Googleで過敏性腸症候群やFODMAPについての検索数は500人台でした。今では7.000人を優に超え、まだ3年も経っていないのに物凄い勢いで増えています。
知名度が上がれば IBSにとって生きづらさは軽減すると思いますが、こんな世の中で良いはずはないですよね。
世間が騒いでいるように、生きづらい世の中になったのは事実ですし「ストレスの無い社会」なんて理想論かもしれませんが、
「人は人 自分は自分」の言葉のように、無理に周りに合わせようとしないで、自分を大切にしていくことが大事なんだと、この病気を知ってから考えるようになりました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません