アルカリ性食品

先日、宇野良治先生のブログ「宇野コラム」にて、過敏性腸症候群・下痢型にアルカリ水が有効という投稿がありましたので、アルカリ性 酸性について、私もお話ししたいと思います。
食品には様々な分類がありますが、その一つはpH アルカリ性.酸性に分けられます。人間の体も健康な状態ならpH7.4前後で正常値を保っており、酸性食品を意識的に控えることが健康に繋がると推奨されています。
アルカリ性の食事は体への負担が少なく、逆に酸性食品は負担がかかります。酸性食品を食べ続けても体が酸性に傾くと言うことはありませんが、健康を維持できるものではありませんし、糖尿病や癌などの病気にかかりやすいと言われています。
食事によって酸性が増えると、弱アルカリ性に戻すべく、無意識に体が働いているので負担がかかってしまいます。
お酒を飲んだ翌朝、疲れがとれていない経験をされた人も多いのではないでしょうか?
これが分かりやすい例になると思いますが、飲酒後は体内に残ったアルコールを分解するため肝臓が機能しており、一番大きな臓器である肝臓が休んでいるはずの時間に働いていれば、体も休めていないですよね?そのため疲れが残ってしまいます。
それと同じで、体への負担が大きければ健康を維持する事は難しく、病気に罹りやすくなってしまうのが、理由の一つです。

おもに洋食に多いようですが、食べたくなりますね~(笑)。
では、どうすれば良いのか。
例えば、
●酸性である白米に、アルカリ性である味噌汁(具材によって酸性に傾く)を合わせる。
酸性であるお肉に、ほうれん草.チンゲン菜などの野菜を添えたり、海藻の酢の物を合わせる(※)。
など、酸性食品にアルカリ性食品を組み合わせて、その中間「中庸」になるよう組み合わせる。(※酢は酸が強いがアルカリ性)
●頻繁に飲んでいる清涼飲料水(酸性)をたまにはお茶に変えたり、毎日飲む水の品質を選ぶ。などの工夫をされると良いかと思います。
生産物は土壌や栽培環境により性質が変わるため、一概にアルカリ性.酸性食品に振り分けるのは難しいようですが、検索すれば幾らでも調べられますので参考にしてください。
現状、酸性食品はかなり多いですが、学生時代に家庭科で学んだ「まごわやさしい」はアルカリ性食品が多いので参考になると思います。
酸度の高い飲料を控えるだけでも負担が減りますし、
宇野良治先生のアルカリ水(pH8〜10)を腸管に送ることで過敏性腸症候群.下痢型が改善されるということは、体全体の負担が減るのも期待できそうです。
ちなみに。
昔、◯ー〇が骨を溶かす。という噂がありましたね。
骨や歯の主成分であるリン酸カルシウムやマグネシウムは酸に溶ける性質を持っています。
pH2.2と酸度の強い◯ー〇に、抜けた歯を二日間漬けておくとゴムのように柔らかくなるそうです。
長時間、口内にある訳ではないので問題はないようですが、骨粗鬆症になりやすいお年頃になったら、飲用後は口を水ですすいだり歯磨きする方が良いそうです。
これは酸性飲料であるスポーツ飲料や缶酎ハイなども同様です。
次回につづく♪
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