ナンプラー・魚醤
🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。
ナンプラーを使ったレシピ「ガパオライス」を以前にもご紹介していますが、
改めてナンプラーについて。
タイを代表する伝統調味料で、魚を塩漬け発酵させた魚醤です。
日本でいうところの醤油のような存在。
日本人が醤油を当たり前に使うように、タイ料理には欠かせない調味料だそうです。
昔はカタクチイワシを材料にしていましたが、現在は漁獲量減少により、他の魚も利用されているそうです。
魚醤というとこのタイのナンプラーが有名ですが、世界各国でも作られ、
ベトナムでは「ニョクマム(ヌクマム)」・中国は「魚露(ユーロウ)」・イタリアの「コラトゥーラ」。
日本でも作られており、秋田「しょっつる」能登「いしる」香川「いかなご醤油」などが有名です。
ナンプラーは魚の旨みが詰まった調味料なので、少量で料理の味に深みとコクが生まれます。時々 私のレシピ投稿で名前をお見かけしていると思いますが、今後もナンプラーレシピを投稿する予定です。ヒスタミン不耐症 (青魚アレルギー) がなければ IBSも食せる調味料なので、ぜひ ご活用ください。
ナンプラーは発酵や熟成の過程で魚のたんぱく質が溶出するため、液体調味料であっても たんぱく質を摂取することができます。
栄養価も高く、ナイアシン、ビタミンB12、マグネシウム、セレンなどが豊富です。
中でもナイアシンは メンタルに作用する性質があり、不足すると、幸せホルモンと言われているセロトニンが生成されなくなるため、不安症や鬱病には不可欠な栄養素です。
過敏性腸症候群はメンタルにより大きな影響をうけるため、必要な栄養素だと私は考えています。
一番搾りと二番搾りが本ナンプラーとされ、栄養効果も高いです。塩水を継ぎ足した三番搾り以降の安いナンプラーも売られていますが、青魚特有の匂いと塩気が強いです。
購入の際は値段で選ぶのではなく栄養を補う観点から 品質表示と原材料を確認の上、購入される方が良いと思います。一度に使う量はそう多くはないので長持ちしますよ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません