汗について

2024年7月5日etc-.

🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。

毎日暑いですね〜。
毎年、部屋中に数台の扇風機を回して過ごしている私も、今年は早くからの猛暑で流石に耐えられず、エアコンをつける時間が日に日に長くなっています。
とは言え、心地よい涼しい空間は体がだるくなったり、喉が痛くなったり・・・
汗をかいて過ごしている方が体調は良いので、エアコンは控えめにしたいと可能な限り 短時間で耐えています。


なかなかキツイです(笑)。



人間の体は汗をかくことで体温調節していますが、汗の原料が血液だってご存知でしたか?

掻い摘んだ説明になりますが、血液から赤血球などを取り除いた水分とミネラルが 汗腺に取り込まれて汗が作られます。その時、ミネラルのほとんどが血液の中に再吸収されて体内に戻り、水分が汗として出てくるのが、本来の汗です。
ですが、交感神経や汗腺の機能が鈍っていると、本来再吸収できるはずのミネラルが血液に戻らず、汗となって体外に出てしまいます。
この原因は、運動不足やエアコンの効いた部屋で長時間過ごすような人に多い現象だそうですが、体に必要なミネラルが流出されるため内臓の機能が低下し、体調不良の原因になったり、夏バテがおこると考えられています。



私が小学校へ上がった頃の記憶です。
お隣さんと母が話す朝の会話が聞こえてきました。
 
母「今日は28℃まで上がるんですってねぇ」
お隣さん「家事を早く終わらせないと、体がキツイわねぇ」 
母「(私に向かって) だから早く宿題やっちゃいなさいよ!」 
 
最後に話の矛先が私に向けられるというオチと、子供ながらに「そんなに暑くなるのか、イヤだなぁ…」とインパクトの強さに 残っていた記憶だと思いますが、「最高気温28℃」なんて今では信じられない話ですよね。その数年後、30°を超えた年はずいぶん話題にもなりましたが、今では37℃越えですもんね(汗)。

 
温暖化の影響で◯十年前とは環境が変わってしまい、体温以上の暑い夏になるのですから 体への負担も大きくなるはず。強い日差しと高温で体力が消耗したうえに、汗によって栄養が減ってしまっては 体が保ちませんね。
少食な方だと影響は大きく出るかもしれません。
原因は1つではありませんが、夏場に食欲が落ちるのは暑さのせいと言うより、体力が消耗しているが故におこる現象だからだそうで、夏バテを回復させないと秋バテまで引きずってしまうケースもあるようです。

栄養不足は全ての病気に繋がります。
現代の食生活はカレーライスやスパゲティなどの糖質過多(米や小麦の炭水化物)中心、且つ そのためにミネラル不足になってしまい、9割の日本人が栄養不足だと栄養学の専門家は言います。
IBSは腹痛で食事ができなかったり、下痢で栄養吸収されにくかったり、更には食べられる食材も少ないので、栄養を中心とした食生活を意識しないと過敏性腸症候群の症状が改善していかないのは想像がつきますよね。

汗からミネラルが流出しても問題が起きないよう、夏だからこそ、栄養価の高い食品を意識的に摂るよう心がけて、厳しいこの猛暑を元気に過ごしてくださいね。 

etc-.

Posted by Riku.