クエン酸
🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。
私がご紹介している料理には、柑橘に含まれる「クエン酸」や酢の「酢酸」を使う料理が多いです。(※酢酸にクエン酸も微量含まれる)
コストを下げるため 酢酸が主成分の酢を使うことが多いですが、柑橘類に多いクエン酸には 様々な効果があります。
・ミネラル等の栄養吸収を上げる。
・胃腸の働きを助け 疲労回復に繋げる。
・新陳代謝を活発にする効果 など、
利点の多い食材であるため 私は多くのレシピに利用しているのですが、
中でも重要視しているのが、サビない体を作り 癌などの病気予防に繋げる。ということです。
人間の体は弱アルカリ性なので酸性に傾くことで様々な病気を発症するのですが、それを防ぐ(弱アルカリ性に戻す)効果がクエン酸や酢酸にはあります。(詳しくは、投稿 「アルカリ性食品」をご覧ください。)
IBSは何気ない日常生活の中で腹痛などの不安を抱えているでしょうから、精神的ストレスは多いだろうと思います。肉体疲労だけでなく そんな精神的ストレスも溜まると酸性に傾いてしまうので、常日頃から意識すれば予防に繋がります。
うちでは、汁物、炒飯、炒め物、お浸し、煮物…と何にでもかけて食べています。お酢を少量、またはスダチのような柑橘系をチュッとかけるだけなので、酸っぱく感じるというより、サッパリした味になります。
IBSだと摂取しにくい方もいらっしゃると思いますが、刺激にならない程度での利用が可能ですので、
ぜひ前向きに捉えてほしいと思います。
昔から酢を使った料理は体に良いと言われてきましたが、そのわりにその効果を広める専門家は医者ではなく、生産業者や消費者側のように思います。クエン酸は食品に分類されるので、医師から「栄養を摂りましょう」と指導はされず、薬を処方されて終わりですね。
ですが、こんな話もあるんです。
昭和の時代に医師会の天皇と呼ばれた、
◯◯太郎とクエン酸の話です。 (○○には 武 と 見 が入ります)
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(※会話は一部 端的に表現します。)
「戦地で大勢の兵隊が疫病で倒れる中、自分の父などは梅干しを食べて生き残った。
自分も留学中に食した梅干しで風邪も引かなかったが、梅干しは何が凄いのか?」
と質問された際、◯◯太郎はこう答えたそうです。
「あの酸っぱさは「クエン酸」といって 柑橘系のレモンや柚子がそうだが、体に良いことは間違いない。クエン酸は、人体に一日に必要な摂取量が2〜5g、レモンだと最低1個、梅干しで4個かな、
ほとんどの病気は、ミトコンドリアにとって毒性になる乳酸が溜まって血液や細胞.体液が酸性になっていくのが原因だから、これを弱アルカリ性に変えることができれば予防と治療にはかなり効果的なんだ。それができるのはクエン酸だけで、自然界の万能薬だ」
病気予防と健康維持に繋がると知った質問者は、周りに広めようと返答すると、
◯◯太郎「それはダメ。クエン酸が世に広まったら我々医者や病院、製薬会社も廃業だよ。クエン酸が一番良いのは分かっているが、どこでも手に入る上に安すぎて商売にならない。医者が要らなくなって とんでもないことになるからね。」
🍙
なんだかなぁ〜って話ですね。
保健医療のある日本の場合、病院へ行って薬を処方してもらえば病気は治る。と思っている人は多いと思いますが、軽い症状の場合などは特に 西洋医学は対処療法に過ぎません。
手っ取り早く病院に行ってしまいがちですが、病気になった根本原因に目を向けないと 完治はしにくいと言えます。
前述したようにクエン酸は 感染症予防にも健康維持にも繋がります。
料理の味もワンランクアップします。
注意は必要ですが Lowfodmapな柑橘類はわりと多いので、摂取可能なら、味を楽しみながら ぜひ取り入れてくださいね(お酢もね)。
※ 柑橘類については、投稿「素干しえびの混ぜご飯」をご覧ください。
※ クエン酸について興味がありましたら、「長田正松」や「黒木安馬 クエン酸」で検索すると出てきます。
※ 梅干しはHigh fodmapです。
※ 文中に乳酸について述べられていますが、体に必要な成分でもあります。必ずしも乳酸が毒という話ではありません。
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