あきたこまち R

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お米問題が起きているのをご存知ですか。
昨年は米不足が起こり大きな混乱が生じましたが、それとは違う問題です。

秋田のお米と言えば「あきたこまち」
秋田県のみならず 他県でも生産されている生産量3位のお米ですから、スーパーでは必ずと言っていいほど 見かけるお米ですね。
比較的 手に取りやすい価格なので、食している方も多いと思います。
そのあきたこまちが「あきたこまちR」に変わります。



鉱山からカドミウムが排出され、イタイイタイ病の公害問題になった時代がありました。
そのカドミウムにより畑が汚染されるケースがあるとして、カドミウムを吸収しにくいお米にするため、まずは秋田県で生産される「あきたこまち」が「放射線育種米」に変わります。
あきたこまちに放射線.重イオンビームをあてて突然変異させるのです。
それを何代かに交配させて生まれた物が放射線育成米と呼び、秋田県の場合「あきたこまちR」という品種に変わります。


なぜ、何千年にも渡り食べ続けてきたお米が、今になって変更する必要があるのか。と疑問に思いますよね?
表向きは先述の説明がなされていますが、どうやら表に出さない理由があるようです。

紛争.経済ショック.気候問題.などの理由で、かつてないほどの食糧危機を引き起こしている問題があり、その影響で物価高の中、輸入肥料も高騰しています。
国はその対策として、下水処理場で出た汚泥を肥料にする取り組みが進んでいるそうです。
この汚泥肥料には安全性の一定基準があるものの、カドミウムなど重金属が高い濃度が含まれることがあるそうで、そんなお米を主食として常食するのは好ましくなく、放射線育種米という方法に踏み切ったのでは。という話があるのです。

重金属はカドミウムだけではありませんし、汚泥で作物を作る取り組みもどうかと思いますが、それだけ切羽詰まった状況なのでしょう。
そもそも、放射線育種作物はお米に限ったことではなく、1950年代に始まり、大豆、果樹、野菜など300種以上の作物がすでに市場に出回っているので、ほとんどの国民が口にしており、政府や秋田県では、こう言った前例も理由に、安全性に問題ないと公言しています。

ですが治験が行われないため、安全性を確認するデータが作られていませんし、表記義務がないとして「放射線育種米」「あきたこまちR」などの表示をせず販売されるため、今までのあきたこまちと変化がなく市場に出回ることになり、消費者の選択肢が奪われます。
食べてもすぐに体調不良になるわけではないので、食べ続けなければ、そこまで心配する必要はないかもしれませんが、長年の常食で、本人ではなく子供の代.孫の代に影響を及ぼす可能性があると専門家は危惧しています。

分かりやすいところではアトピー性皮膚炎でしょうか?
輸入の小麦や乳製品を戦後に食すようになり、食べた人は問題なくても、子供に症状が出始め、孫の代でさらに増えています。
(小児期10〜13%、20代10.2%、30代8.3%、40代4.1%、50.60代2.5%の発症率) 
※ 輸入小麦の危険性については YouTubeで簡単に調べられます。戦前の日本人は小麦を食べる習慣がなかったので体質に合わない。品種改良によるグルテン問題。なども相まった理由です。



日本はお米の国です。
稲作は日本の風土に適し、限られた農地の中で連作が可能な作物です。
日本人にとってエネルギー源であり、玄米ならビタミン.ミネラル.食物繊維も豊富です。
何千年と昔から食べ続けてきた日本人の腸には非常に良い効果があり、食べることによって精神安定作用が働きます。(白米を食べるとホッとしますよね?アレです。)
この効果は日本人のみだと言われており、日本人の命の源とも言える大切な食材です。



生産者の高齢化や天候不順により 米不足が今年も起きないとは限りませんし、IBSにとっては重要な食材ですので、余裕を持ったお米の購入を考えておいた方が良いかもしれません。
購入したら ビニール袋から紙袋などに入れ替えて風通しを良くし、日の当たらない涼しい場所で保管をすると多少長持ちします。
玄米の状態で備蓄して食べる頃に精米したら、さらに長期保存が可能になります(玄米も上記の保存法で)。


IBSにとって 安心して食せる食材。
備蓄が有ると無いとでは、安心感が変わると思います。
急を要する話ではありませんが、日頃からの備えを考えてみてください。

etc-.

Posted by Riku.