熱中症

2025年8月5日etc-.

暑い場所にいて体温調整ができなくなり、それによって引き起こされる体調不良が熱中症です。

沢山の汗をかくことで体内の必要な水分が失われてしまい、脱水状態を伴うことがありますが、
体温調整が未熟な乳幼児や、機能低下した高齢者は脱水がなくても熱中症になることがあります。

夏場は高温というだけで体力を消耗しますので、気をつけたいところですが、
IBS目線で問題視したいのは、自律神経が熱中症に大きく関わっていると言うことです。



以前から、体の主な成分はたんぱく質だとお伝えしています。
このたんぱく質は重要な役割を担っていますが、熱に弱い性質を持っているため体温が高すぎると、たんぱく質で出来ている臓器は機能が壊れてしまいます。
(熱したフライパンに卵を落とすと白身に火が通り 白くなりますね。そんなイメージです。)

また、
人間は恒温動物なので 暑い環境の中でも体温を一定に保とうとする働きがあり、汗をかいて体を冷やしたり、血管が開いて熱を逃す放熱をしていますが、これを促しているのが自律神経です。
その自律神経に負担がかかり過ぎると臓器の働きが悪くなり、熱中症を発症しやすくしてしまうので整えることが大切です。



その方法としては、

❍ 朝、太陽を浴びてビタミンDを生成させる。
❍ ストレッチやウォーキングなど ほどよく運動する。
❍ 冷房にあたる時間を減らして 汗をかく。
❍ ぬるくて構わないので 湯船に浸かる (水圧が大事)
❍ 小麦や品質の悪い油を控える。
❍ 動物性たんぱく質を加えた朝食を摂る。
❍ バランスの良い食事を心がける。
❍ 高品質な塩を摂る (1日数回 少量を舐めるだけでも効果的)

暑さで運動が出来ないなら、室内で YouTubeのヨガを真似るだけでも呼吸法が身に付き、自律神経改善に効果的ですよ!



自律神経の乱れは IBSにも関係すると言われていますし、
暑さで弱ってしまうと、ご自分の症状に影響が出るおそれもありますので、覚えていてほしいと思います。

全てをこなさなくても、出来る範囲で日常的に取り入れるだけで体は改善していきますので、ぜひ参考にしてください。

etc-.

Posted by Riku.