みんフォド・低FODMAP掲示板

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10年前に比べると、病院や企業による FODMAP情報の発信が増えましたね。
その一つ「みんなの低FODMAPひろば(みんフォド)」をご存知の方も多いと思います。
きっと こちらの情報で 皆さんも助けられている部分も あるのではないでしょうか。




先日 こちらの掲示板に、便秘で悩む方の投稿があり 気づいたのですが、
うちのIBSさんは下痢型なので 便秘で悩むことがなかったため、便秘型向けの情報を上げてきませんでした。

(最近 表舞台に出られませんが) 宇野良治先生のブログ情報によると、
便秘薬の乱用により、年に数えるほどの排便しかない患者さんもいらっしゃるようなので、一概には断言できない話ですが、軽い症状なら改善できるかも と思い、お伝えします。


基本、便秘になる場合の原因は 以下が考えられます。

・水分不足食事量不足
水分不足は便が固くなってしまうため。
夏場は汗をかくので普段より水分補給しないと便秘になりやすいと言われています。
食事量不足は排出するだけの量にならないため。

・食物繊維不足
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を摂ることが大切で、水溶性食物繊維は便を柔らかくし、不溶性食物繊維は便の量を増やして腸の動きを促す。
(IBSは食物繊維が腹痛の原因にもなりうるので注意が必要です。)

・マグネシウム不足
マグネシウム不足は腸蠕動が鈍くなり、便秘になりやすくなるため。


IBSだと解明されていない原因があるかもしれないので 難しいところですが、
世間一般でいうと、マグネシウム不足が大半の方の原因だと思われます。
特にIBSの場合、知識をお持ちでないと 限られた食材の中で取り入れるのは難しいので、これが原因の一つになっている方はいらっしゃるかと想像しています。

もしそれが原因であれば、以前からお伝えしている天然塩「塩・2」や「キヌア・アマランサス」は、マグネシウムが豊富に含まれますのでオススメです。
※ こちらのブログで「マグネシウム」を検索していただくと、幾つか関連情報が出てきます。


ちなみに
マグネシウムには幾つか種類があり、基本的には快便を促す栄養素でもあるため、
逆に便が緩くなってしまう場合には「グリシン酸マグネシウム」が回避しやすく、

また、病院で処方される便秘薬は酸化マグネシウムで、これは体に吸収されにくい成分なので あまり効果は見込めません。
(なぜ効き目の少ない薬を処方すると思いますか?興味があったら考えてみてください。余談です。)

食材で種類を選ぶことはできませんが、
通院して処方薬を飲んでいるにも拘らず、効果が薄いと感じていた方は、食材でも意識してみることをオススメします。
上述した天然塩(いわゆる お値段の高い塩)は、マグネシウムだけでなく他の栄養素も摂れるので、一番手っ取り早く効果的だと思います。


「みんフォド 掲示板」 どなたでも質問や疑問を投稿できます。



ちなみに ちなみに

日本人は昔から食物繊維の多い食生活のため消化に時間がかかり、それを回避するのに 肉食の欧米人よりも腸が長いと言われています。
私はその日本人よりもなぜか5cmほど長く 一生便秘になりやすいと医師から言われており、水を飲んでも食物繊維を摂っても便秘が治りませんでした。(これはIBSとは別問題の話です)
そこでマグネシウムをサプリで摂り始め、今では便秘知らずの生活が出来ています。

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Posted by Riku.