もずく冷や汁

2024年7月3日recipe

🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。


温暖化の影響で毎年暑い夏を過ごしていますが、今年は酷暑!たまらないですねぇ。。。
冷房の効いた部屋から出られないでいますが、食事で少しでも涼を感じられる「冷や汁」をご紹介します。
郷土料理で有名な冷や汁は、焼き魚や野菜を使った味噌味で食すものが多いですが、今回は生もずくを利用した、のどごしの良いお料理です。

忙しい時にも作り置きしておけるので重宝しますよ!
冷やさず、温かい汁でも美味しく召し上がれます。

※もずくは、ガラクタンが含まれた High Fodmap だそうですが、古くから食べられてきた日本人には、世界で唯一、海藻の消化酵素がある人種なので 消化しやすく、さらに栄養価の高い食材です。過敏性腸症候群である私の家族は、お腹に負担がかかりにくいこの冷や汁を好んでいます。個人差があるので注意は必要ですが、摂取可能な方はぜひお試しください。



材料(2人前)
水 460ml
生もずく 100g
和風だしパック(8g)   1パック
乾燥昆布 1枚
鰹節 2g
塩 小さじ2/3
醤油 大さじ1 ※塩分の強い淡口醤油の場合は、大さじ1弱で。
料理酒 大さじ2

ご飯(1人前)   お茶碗一杯

(お好みで)
すり生姜 適量
きゅうり 適量 ※75gまでLow fodmap
薬味ネギ 適量 ※白い部分はHigh fodmap
カボスやヘベス等の柑橘(1人前) 1/4~1/6コ
ごま油 少々

写真の乾燥昆布は 9cm× 6cmです。これくらいの量を。
鰹節は軽いので1gの違いが大きく出ます。3g寄りの2gで。
写真は 花かつお使用。
Low fodmap食材の出汁パック一袋8gです。
他社製品も売られています。
投稿「和風出汁」に詳細あり。



1.  乾燥昆布の表面に付いている白い粉(マンニトール)を洗い流し、少し柔らかくなったところで細く裂く(切る)。
鍋で水を沸かして、昆布.鰹節.出汁パックを入れて蓋をし、弱火で5分ほど煮て出汁をとる。




2.  もずくを洗って汚れと滑りを軽くとり、1〜2cm程度に細く切る。

鍋の昆布と出汁パックを取り除き、料理酒ともずくを入れて、アルコールを飛ばすため強火で沸騰させる。
沸騰したらすぐ中火に落として、塩.醤油を加えて1分ほど煮る。


3.  火から下ろし、粗熱を取る。冷たいものが摂取可能なら冷蔵庫で冷やす方が味は良い。冷えたら、ご飯をザルに入れて流水で洗い滑りをとる。しっかりと水気を切ってから器に盛り、もずく汁をかける。お好みで、すり生姜.ネギ.きゅうり.柑橘.ごま油の中から、お好みのものを適量加えて完成。

ご飯を水で洗う理由は、滑りを取り除きながら流水で給水することで、汁の水分を吸い込みにくくする為。それにより、サラッとした状態で召し上がれます。
また、ご飯の水切り具合で味の濃淡が変わります。濃くなってしまったら、水や氷を足してください。

※ 温かい汁で食す場合は ご飯をお湯で洗い、きゅうりは加えずに!


うちでは必ず、すり生姜と ネギまたはキュウリを加えていますが、柑橘を加えると とても美味しくなります!今月中旬から「ヘベス」の旬が始まり、他の柑橘に比べて安価に購入できますので、ぜひ お試しください(笑)。

※柑橘類について、投稿素干しえびの混ぜご飯」に注意事項や詳細がのっています。

recipe

Posted by Riku.