ロールレタス
🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。
キャベツは量により High fodmapになるため、沢山は食べられないですね。洋食の定番であるロールキャベツのような摂取量の多いお料理は難しくなるので、キャベツをサニーレタスに変更した「ロールレタス」をご紹介します。
一般的に「レタス」と言うとサニーレタスより玉レタスを想像すると思いますが、繊細な見た目とは違い栄養価の高い野菜です。例えば玉レタスに比べ、カリウムは約2倍、カルシウムやビタミンCは約3倍、βカロテンに関しては約8倍もあります。さらにそれだけでなく、鉄分やマグネシウムも含まれているんですよ!
ロールレタスは調理作業が半減するのでロールキャベツほどの手間はかからず、旨味の強い夏場のフレッシュトマトを利用して、コンソメなど調味料を使わずに美味しく仕上げます。
※サニーレタスは、FODMAP具合が不明なので各自注意をお願いしたいですが、レタスに関しては Low fodmapです。
(材料 4人前)
豚ロース肉薄切り 400g
※8〜10枚必要
トマト(大) 2個
サニーレタス 適量 ※豚肉一枚に対して、やや大きめ一枚分を巻く
ニンニク 1片 ※ お好みで
白ワイン
または
料理酒 大さじ3
塩 小さじ2/3〜1
メープルシロップ または 砂糖 小さじ1〜1.1/2
こしょう 少々
オリーブオイル 適量
楊枝 適量
※ 豚ロース肉は、販売店により厚みが変わります。薄切りすぎるとレタスとのバランスが悪く青臭さが出てしまいます。8枚〜10枚を目安に豚肉を購入してください。それが難しく薄い肉になる場合は 1枚に使うレタス量を減らして巻いたり、大きすぎるサニーレタスの場合は半分量を豚肉1枚に利用してください。
※ トマトは少し柔らかくなったくらいの方が美味しく仕上がりますが、甘みの強いものは High fodmapの疑いがあるので、摂取不可の方はご注意ください。少量ならトマトを減量して、代わりに 酢.砂糖(メープルシロップ)を少々加えても作れます。
※ 料理酒より白ワインの方が香りや味が上がりオススメです。安価な物で十分ですが原材料を確認して購入してください。ブドウ糖より果糖が多い白ワインもあるそうなので(たぶん甘口の白ワインだと思いますが)、心配でしたら料理酒を利用してください。
1. 豚肉を軽く叩いて薄く広げる。
1枚ずつラップに包んで広げるのがベストだが、手間はかかるので 買った状態のラップの上から指で押すだけでも広がる。優しく押さないとお肉が切れてしまうので注意を。(薄い豚肉の場合は不要)。
2. サニーレタスの茎の方を、豚肉の長さより2〜3cm短く切る。レタスの比率が大きくなると味のバランスが悪くなってしまうので、ボリュームのあるレタスなら4cmほど切る。茎の部分は捨てずに千切りに。
ニンニクをスライスに。トマトを1〜2cmのさいの目切りに(5㎜程度のスライスでも可能)。
3. 写真.右にある豚肉のように、レタスを肉で巻いて楊枝でとめる。
(写真.左)レタスの両端を肉の幅に揃えて折りたたみ、葉先を肉の巻き始めになるようにのせ、右の肉のように手前から巻く。肉の幅の狭い方を巻きはじめにした方が良い。巻き終わる時、レタスより肉の方が長いと綺麗に納まり、焼いた後も形が崩れにくい。(※写真の楊枝は 撮影するため中央に刺しています。本来は 仕上げに崩れないよう留めてください。)
※ 調理に慣れてくると、楊枝を刺さなくても上手く作れるようになります。
4. フライパンにオイルとニンニクを入れて火にかけ、ニンニクの香りを油に移したら取り出す。※ニンニクのフルクタンは水溶性なので、香りを移したオイルは摂取可能と言われています。心配な方は除いてください。
肉を巻いた端を下にして中火で1分焼く(焦げそうなら調整を)。先に焼くことで肉が剥がれにくくなる。
次にトマト.千切りしたレタスの茎部分.白ワイン(料理酒)を加えて、中火で3分ほど蒸し焼きに。焦げるようなら、気持ち火を弱めて時間を伸ばす。
蓋を外して中火〜強火にし、野菜から出た水分が半量になるまで煮飛ばす。途中で塩.砂糖を加え、肉をひっくり返しながら軽くかき混ぜて 焦げないように煮る。
サニーレタスのボリュームによって水分量が異なり 味が変わってしまうので、味見して薄ければもう少し煮詰めて水分を飛ばし、仕上げに塩.砂糖で調整をする。肉を菜箸で挟んだ時、中身のレタスがくたっと柔らかい状態だとベストです。最後にこしょうをふりかける。
※ このレシピはトマトの旨味が重要です。 旬の過ぎたトマトは、数日間 常温保存すると旨味が増します。また、コンソメや粉末昆布だしの摂取が可能なら、少々加えるとさらに美味です。
サニーレタスの栄養素であるビタミンCは 熱に弱く流れ出てしまうため、ソースも全て召し上がってもらえると摂取ができます。
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