揚げ出し餅
🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。
普通、揚げ出しと言えば「豆腐」ですが、私も家族も「絶対 お餅の方が美味しい!」と、寒いこの時期の食卓に上がるお料理です。
お餅は揚げず 揚げ焼きにしますが、消化を助けるため、今が旬の大根おろしを添えるので、残ったお餅の消費にもなり、美味しくいただける時期です。
出汁の魚、鶏肉、野菜、薬味(生野菜)の酵素。通常より具材を増やして、一品でもバランス良いレシピになっています。
油が苦手な方は、お餅をご自分の可能な加熱調理にしてもらえば(茹でたりレンチン)、味は変わらずお腹に負担のかかりにくい食事になりますよ♪

(材料 市販の切り餅サイズを目安に4〜5コ・2~3人前)
切り餅 4〜5コ
鶏肉 100g
大根 適量 ※ 70gまでLowfodmap
人参(中) 1/3本
ほうれん草 2〜3株 ※入れた方が美味ですが 無くても良い。
片栗粉 適量
お好みで すり生姜や薬味ねぎ(青ねぎ) ※ねぎの白い部分は High fodmap
(汁の調味料)
和風出汁パック 1袋(8g) ※和風出汁に関しては、投稿「和風出汁」をご覧ください。
鰹節 ひとつまみ
料理酒 大さじ1
醤油 大さじ2
みりん大さじ1 ※42gまで Low fodmap
塩 小さじ1/3
片栗粉 小さじ2 + 水 大さじ1
水 450ml
※ 摂取が可能なら、出汁パックの代わりに つゆの素や粉末出汁で代用できます。
※ お餅を少量減らして 木綿豆腐(絹ごしは High fodmap)や茄子を加えても美味しいです。
1. ほうれん草を水洗いし表面に水が残っている状態で、鍋に入れ弱火で蒸し焼き。(全体が温まるまで強火にすると早い)。しんなりしたら出して軽く水分を除き、食べやすいサイズに切る。
蒸すのではなく、茹でても構いません。


大根おろしを作り、軽く水気を切る。

ほうれん草の鍋を水で軽くすすいで、汁用の水を入れて火にかける。温まってきたら出汁パックを入れて蓋をし、弱火で5分ほど煮出す。
その間に、写真のように具材を切る。

鶏肉.人参はお好みのサイズに。写真はやや大きめにカットしています。
2. (汁作り)
鍋の火力を中火に戻し 鰹節.鶏肉.人参.料理酒を入れて火が通るまで煮たら、出汁パックを取り除き、残りの調味料を加える。次いで、水で溶いた片栗粉を入れ ダマにならないようにすぐかき混ぜる。しっかり とろみをつけるため ひと煮立ち。(※ひと煮立ちとは 煮汁を沸騰させ、ひと呼吸おいたら火を止めること。目安は煮立ってから30秒程度。)
味見をして火を止める。※味見の際、ちょうど良い味付けでもお餅を加えると薄く感じます。気持ち濃い味にできているのがベストです。薄ければ弱火で追加加熱を、濃ければ水か大根おろしで調整を。
3. (餅作り)
片栗粉をつけやすくするため 餅の表面をうっすら水で濡らして、片栗粉をつける。
(豆腐を入れる際は、水切りした木綿豆腐を同じ工程で。)


片栗粉が付き過ぎていたら軽く叩いて除き、多少多めの油を引いたフライパンで揚げ焼きに。両面を火が通るまで焼く。※加熱方法は 焼きの他に、揚げる・茹でる・レンチン、ご自分の可能な調理法で(片栗粉の有無は各自でお願いします)。茹でた場合は多少汁が薄くなるので 調味料で加減を。※味だけで比較すると、油調理がやっぱり美味しいです。

※揚げ焼きは多めの油で焼きますが、フッ素加工フライパンで弱火の蒸し焼きにすると、焼き油を減らすことが出来ます。また、焼いた後にキッチンペーパーで吸い取るのは不可。ペーパーがお餅に引っ付きます(笑)。

4. お餅に火が通ったらすぐ器に盛り、熱い汁をかける。大根おろしは食べる直前が良い。※お餅を入れる前に、器に少量の汁を入れておくと、食べ終わった器にお餅のベタベタが残りにくいです。

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