ガパオライス

2024年6月25日recipe

🍙 プロフィール欄に「注意事項」がありますので、調理前に 必ず お読みください。

タイ料理で有名なガパオライス。
じつはこれ、日本料理だってご存知でしたか? 
タイ料理の原型「パッガパオガイ」を日本人の舌に合うようアレンジした料理なんです。
現地で注文しても「ハーブご飯」と解釈され、怪しい日本人⁈と思われてしまうので、ご注意くださいね(笑)。

そんなハーブご飯であるガパオは、バジルのことを指します。本来は日本で手に入りにくいホーリーバジルですが、代わりにスーパーで購入できるスイートバジルを使います。
香り効果で料理が美味しくなるだけでなく、栄養も兼ね備えていてハーブの中でも栄養価の高い食材です。特にβカロテン・カルシウム・ビタミンKが豊富で、βカロテンは緑黄色野菜のほうれん草より多いんです。おしゃれでカワイイ優れものですね!

※ ピーマンとパプリカのダブル使いは High fodmapになるので、半量を人参に変更して作ります。



(材料 2人前)
鶏ひき肉 200g
ピーマン(中) 1 個
※75gまでLow fodmap。
にんじん(小) 1/3本
バジルの葉 8枚ほど
にんにく ひとかけ
※無くても良い
炒め油 適量

料理酒 大さじ1
ナンプラー 小さじ2
オイスターソース 小さじ2
砂糖 小さじ1
こしょう 少々
醤油 小さじ1
豆板醤 少々
※摂取可能な場合

卵 2個
※無くても良い
ご飯 適量


1. 写真のように人参を薄めのいちょう切りに、ピーマンを小さめに、にんにくを薄くスライスする。
調味料を合わせる。

人参の「いちょう切り」
銀杏の葉に似てることから名付けられました。いちょう切りでなくても構いませんが、この切り方だと均等に火が入ります。
人参を縦半分に切ったら それを三等分にして薄く切ると、銀杏の形に。



2. フライパンに油を引き、お好みの固さで目玉焼きを作って取り出す。※フッ素樹脂加工フライパンを使用すると、油を減らせます。

そこにニンニクを入れて弱火でじっくり加熱を。
※油が足りなければ足す。油が苦手な場合、香り.栄養は無くなるが、無理ににんにくを利用しなくても良い。

※ニンニクのフルクタンは水溶性なので、香りを移したオイルは摂取可能と言われています。

油に香りを移したら にんにくを取り出し、次に人参.ピーマンを入れて火が通るまで炒める。

※鶏肉より先に野菜を炒める理由。鶏むね肉を利用する場合だと加熱によって固くなり易いので、熱を加える時間を減らすため。



3. 人参.ピーマンを取り出し、(豆板醤が摂取可能な場合は、ここで入れて弱火で軽く炒める。)鶏肉を入れて、パラパラになるように炒める。火が通ったら人参.ピーマンを戻し、調味料を加えて、料理酒のアルコールが飛ぶまで炒める。

調味料を加えると 塩分の作用で 食材から水が出るため、中火以上で アルコールを飛ばしつつ、軽く水分が飛ぶまで炒める。

仕上げに千切ったバジルを加えて、火が完全に通らない程度にサッと炒める。

器に、ご飯 → 3.の炒め物 → 目玉焼き → お好みでこしょう の順で盛り付ける。



バジルが残ったら
茎についた状態で売っている場合は、茎を水に浸して保存し(葉は浸けない)、毎日水を交換してください。
葉っぱのみの場合は、洗った後しっかり水気を拭き取ってオリーブオイルに漬けたり、ニンニクオイルに足して、炒め物やサラダとして食しても美味しくいただけます。
  

明日を、もっと、ハッピーに!『ショップジャパン』

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Posted by Riku.