米粉パンケーキ

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前々回 ご紹介した 「プロテイン入り」米粉パンケーキです。
体に良いとは言えないベーキングパウダーを最低必要量にして作ります。

ベーキングパウダーを使わないと萎みやすくなりますが、幾つかの工夫をすることで、ふっくらしたパンケーキが作れます。



(材料 2人前)

(生地材料)
プロテイン 2〜10g
卵 2個
ミズホチカラ 米粉 小さじ1
※パン用製菓用どちらでも可能
砂糖 小さじ1
※ 無くても良い
油 大さじ1
※ 油不可の場合は除いて、ベーキングパウダーを微量足す
重曹 少々
ベーキングパウダー ほんの少々


湯 大さじ4ほど
焼き油 適量 
※ 不可の場合はクッキングシート等を
お好みで バター、メープルシロップなど

「 WPI プロテイン 」
WPIタイプは ラクトース(乳糖)がほとんど含まれていないプロテインです。(WPC プロテインが一般的)

※ プロテインは無糖タイプを。
飲み慣れないと吐き気や下痢を起こしかねないので 最初は2g程度から加えて、徐々に慣らしてください。
IBSの場合、慎重に始めた方が良いかもしれません。
プロテインを加えなくても このパンケーキは作れます。

左がベーキングパウダー、右が重曹。大さじスプーンにのっています。
若干ベーキングパウダーの方が少ない。これくらいの量で作ります。ほんの少しです。

※ 重曹は量が多いと特有の苦味が出てしまうので注意。写真を参考にしてください。
ベーキングパウダーだけでも作れるところ、量を減らして重曹を加えているため、焼き上がり後は 生地が多少萎みます。
重曹だけでも膨れますが 時間が経つと萎んでしまいます。
通常ベーキングパウダーを加えることによって、萎むのを防ぐ効果があります。
ですが原材料を確認してみてください。
ベーキングパウダーには天然食材がほとんど記載されておらず、決して体に良いものではないため、このパンケーキの場合は調理に工夫を凝らして 少量で抑えています。(必要な料理には使っています。) 


※ ふんわり.しっとりさせるため、材料に油を加えます。
不可の場合は除いて、ベーキングパウダーを微量追加してください。
焼く際も フライパンにクッキングシートや くっつかないアルミホイルを敷き、その上で生地を焼いてください。

※ 米粉にミズホチカラを利用することで 萎みにくくなります(萎まない訳ではない)。

※ フッ素樹脂加工フライパンで調理すると、少量の油でも生地がくっつきにくく作れます。
また、大きめフライパンの方が作りやすいです。



1. フライパンに適量の油をさす。
※ 油不可の場合は、くっつかないアルミホイルやクッキングシートをフライパンの上に敷く。

2. 二つのボールを用意し、卵の黄身と卵白に分ける。
一つは卵白以外の生地材料を入れる(左)。もう一つは卵白のみ(右)。
※ボールに水滴がついていると卵白が泡立ちにくくなるので注意を。

泡立て機で (右)の卵白にツノが立つまで泡立てたら、次に (左)を滑らかになるまで混ぜ合わせる。
※卵白に他食材が入ると泡立たない場合があるため、卵白を先に泡立てる。

卵白は、これくらいしっかり泡立てる。

(左)に卵白を3回に分けて加え、混ぜ合わせる。その際 卵白の泡が消えないように優しく作業を。

3回に分けて、ヘラで泡を潰さないよう 切るように混ぜ合わせる。
こんな感じに混ぜ合わせる。多少、卵白の玉が残っても問題ない。



3. 半量の生地を フライパンに2等分にして流す。※ ここではまだ着火しない。出来る範囲で 丸く平らに成形すると仕上がりが綺麗に。
中火で焼き始める。30秒ほど経つとフライパンが熱くなるので、生地に当たらないよう 半量の湯を加えて蓋をし、弱火にして 2分蒸し焼き。※ 焼いている間は蓋を開けない。

生地に当たらないように 湯を入れる。大さじ1ずつ 二か所に入れると生地に付きにくい。

一度蓋を外し、残りの生地を、焼いている生地の上にのせ、また湯を隙間に入れて蒸し焼き。

表面をそっと触って 指に生地がほぼ付かなくなったら、ひっくり返して1〜2分焼く。


油不可の場合は

くっつきにくいアルミホイルや、クッキングシートを敷いた上に生地を置き、フライパンとの隙間に湯を流す。焼き工程は一緒。



このパンケーキはベーキングパウダー不使用(重曹をほんの少量増やす)で作っています。
時間が経つと若干萎みますが、気になるほどではありません。

お好みで、バターやメープルシロップを味付けに。



残ったら、
空気に触れないようラップに包んで冷蔵庫へ。

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Posted by Riku.